さくらの親子丼2　第6話　『親が子を抱く時』のあらすじと感想

この記事には、さくらの親子丼2　第6話　『親が子を抱く時』のあらすじと感想が書いてあります。

今回は引き続き貞子（井頭愛海）の話です。

とうとう赤ちゃんを出産します。果たして貞子の記憶は戻るのでしょうか。

さくらの親子丼2　第6話　『親が子を抱く時』のあらすじ

さくら（真矢みき）が帰って来ると、貞子に陣痛がきた。

助産師はインフルエンザになってしまって代わりを探している。

みんなで手伝うことになった。

貞子は力んでいると、過去の記憶が蘇ってきた。『誰が貞子やねん。いい加減な名前つけやがって』

貞子の表情を見て、さくらは記憶が戻ったんじゃないかと思った。

貞子は出産した。女の子だ。

さくらは出雲であったことを三谷弁護士（名取裕子）に伝えた。

貞子は竹園あゆみという名前で、みんなにいうとくように言ったそうだ。

次の日、出雲警察が訪ねてきた。

あゆみは犯人じゃないという可能性が出てきた。しかし、刺した犯人が捕まらないとあゆみが重要参考人ということから外されない。

さくらは赤飯を炊いた。みんなでテーブルを囲んでいる。『誰が貞子やねん！竹園あゆみです』

あゆみの変わりようにみんなびっくりしている。関西弁にも驚いているのだ。

あゆみは赤ちゃんに愛情を持てなかった。『名前は子供Aにしようか』

みんなはびっくりしている。すごく心配になった。

三谷弁護士はあゆみに赤ちゃんについて話した。未成年者だから親権者になれないそうだ。

しかし、あゆみは育てる気がないという。『うちを騙した男の子やろ！？赤ん坊を見ると憎たらしくなるの』

赤ちゃんは乳児院に入ることになってしまう。あゆみはそれでいいと言った。

子供を抱こうとしないあゆみに対して、さくらも三谷弁護士も心配になった。

赤ちゃんは乳児院に行くことになった。

南多摩市の車が迎えにきた。赤ちゃんは児童相談所に行くことになった。

『抱いてあげなくていいの？』『どいてくれへん！？』『抱いてやれよ！もう会えないんだよ』

あゆみと由夏（岡本夏美）が取っ組み合いになった。

あゆみは寝ながら考えていた。由夏のことを考えている。『ゆっくり走ろう。出雲街道』という言葉を思い出した。

あゆみと彼を襲った車に書いて会ったのだ。

さくらの親子丼2　第6話　『親が子を抱く時』の感想

赤ちゃんには何の罪もないのに、愛情を持てないなんて辛すぎる。

そもそも、責任を持てないのに、避妊行為なしにSEXをすることは間違いなのだ。

しかも相手は未成年者。こんな大人がいるから、子供たちは間違った道に進んでしまう子もいるのだ。

そして一番の被害者は赤ちゃんだ。親に愛情を持ってもらえない。

乳児院に入れられるのが、決して不幸せな訳ではないが、できたら本当の親と暮らさせてあげたいとすごく思った。

私も二人の子供を育てていますが、本当に可愛く、愛おしい存在。

この子たちを自分の命よりも大切に思う。この感情は子供を持って本当にわかった。

しかしこのような環境にいられるのも、私には旦那さんもいるし、家族もいるからこのように思えるのだろう。

貞子のように、信じていた人から裏切られたら、赤ちゃんに対しても感情が違ってしまうのかと思ったら、本当に複雑な気持ちになった。

貞子が大人になって、気持ちに整理がついたら、もしかしたら子供を育てたいと思うかもしれない。

その時には、すでに赤ちゃんは乳児院にいない可能性が高いだろう。

そう思うと、やっぱりこんな結末になるのではなく、大人がまず妊娠に対してきちんと考えないといけない。

でも、あんな男の人だと認知ではなく、赤ちゃんは下ろされていたでしょう。

本当に一つの命を大切にしてほしいし、人権をもっと大切にしてほしいと思う。