アニメ「リボンの騎士」の動画を1話から最終回まで見た感想!サファイアの勇気に元気をもらった!

アニメ「リボンの騎士」の動画を、『FODプレミアム』で見ました。

後にリボンの騎士になる主人公はサファイア。国を守るために勇敢に戦います。しかしサファイアには秘密がありました…。

50年以上前に放送された「リボンの騎士」を見た感想と、どんなアニメか、あらすじや声優など、わかったことを紹介しますね。

アニメ「リボンの騎士」とは?

アニメ「リボンの騎士」は、手塚治虫(てづかおさむ)さんのコミックスが原作のアニメです。

手塚治虫さんと言えば、鉄腕アトム、ブラックジャック、ジャングル大帝レオなど多くの作品が有名ですよね。

その中でも「リボンの騎士」は、少女漫画として描かれた作品です。

シルバーランドのサファイアは、敵にもひるまず戦う強い王子。しかしサファイアには、複雑な事情がありました。アニメ「リボンの騎士」の冒頭は、このサファイアの秘密が描かれています。

アニメ「リボンの騎士」のあらすじ

今日もシルバーランドでは、元気な王子サファイアが、乳母たちを困らせていた。

そんなサファイアの姿を見て、王妃は悲しそう。実はサファイアは女の子でした。女性は王として即位することができないシルバーランドは、跡継ぎのことを考え、サファイアを男だと偽っていました。

しかも天使のチンクのいたずらによって、サファイアは男の子の心を持って生まれました。

いたずらが神様にバレた天使のチンクは、人間界に降りて元の状態に戻すよう命令されます。

チンクは何年も探してやっと男の子の心を持った女の子を見つけます。しかし彼女の周りで起こっていることを知り悩みます。

シルバーランドでは、王様の座を狙うジュラルミン大公に命を狙われていたのです。男の子でいる必要があるサファイアが、女の子に戻るのは待った方がいいのでは…?

チンクはサファイアを、しばらく見守ることに決めました。

また魔王メフィストは、サファイアの男の心を狙っていました。おとなしい娘へケートは、魔法も満足に使えません。強くなってもらうには、サファイアの強い心が必要だったのです。

しかし当のへケートは、自分のままでいたいと思っており、サファイアとも仲良くなってしまいます。

ジュラルミンは、サファイアが女の子であることを暴こうと執拗に狙います。右腕のナイロン卿とともに、あの手この手でサファイアを襲いますが…。

ジュラルミンは、隣国のチャーミング王子にも、証拠を探すよう手伝わせようとしますが…。

サファイアの性別は、バレてしまうのでしょうか。

そしてシルバーランドは守られるのでしょうか。

アニメ「リボンの騎士」基本情報

出典：https://www.amazon.co.jp/

放送：1967年4月2日～1968年4月7日
話数：全52話
原作：手塚治虫「リボンの騎士」講談社
総監督･脚本：手塚治虫
作画監督：宮本貞雄･穴見和子
チーフディレクター：赤堀幹治･勝井千賀雄
プロジューサー：渡辺忠美･広川和行
音楽：冨田勲
制作：虫プロダクション･フジテレビ

「リボンの騎士」の主題歌

「リボンの騎士」のオープニングとエンディングテーマの、作曲･編曲は冨田勲さんが担当しています。

オープニングは、第25話まではインストゥルメンタルの『王子編』が、第26話からは前川陽子さんが歌っている『王女編』があります。

エンディングは「リボンのマーチ」です。作詞は脚本もされている能加平さんで、歌は前川陽子さんです。

「リボンの騎士」の登場人物と声優を紹介

（　）内が声優です。

• サファイア(太田淑子)…シルバーランドの王子として育つ女の子。
• チンク(声貴家堂子)…いたずらからサファイアに男の子の心を入れてしまう。
• 王様(小林恭治)…サファイアの父
• 王妃(新道乃里子)…サファイアの母
• フランツ･チャーミング王子(喜多道枝)…ゴールドランドの王子
• ジュラルミン大公(雨森雅司)…王様の座を狙いサファイアが女の子である証拠をつかもうとしている
• ナイロン卿(納谷悟朗)…ジュラルミンの右腕で出世欲が強い
• 魔王メフィスト(塩見竜介)…娘のへケートを大魔女にするためサファイアの男の子の心を狙う。
• 魔女へケート(庄司美代子･白石冬美･武藤礼子･栗葉子)…大人しい性格であまり魔法も使えないメフィストの娘
• ヘル夫人(志摩燎子･来宮良子)…メフィストの妻
• ガマー(森山周一郎)…牢番でジュラルミンからサファイアと王妃の殺害を依頼される

他にも、サファイアの乳母は麻生美代子さんが、サファイアを助けるブラッドに戸田皓久･広川太一郎さんが声優を務めています。

アニメ「リボンの騎士」の動画を見た感想

「リボンの騎士」は、1967年に放送されたアニメなので、さすがに、まだ生まれていません。幼い頃に、再放送を見た記憶はあるのですが、ストーリーまでは覚えていませんでした。

何かあるかなと動画の検索していたところ、「リボンの騎士」を発見。なんとなく見始めましたが、ハマってしまい最終回まで見ちゃいました。

50年以上前のアニメで、真っ先に思ったのはカラーだったんだということ。確認してみたところ、1965年に放送されたアニメ「ジャングル大帝」がカラー放送の始まりでした(その前にも試験的に放送されたアニメもありましたが、連続放送のアニメはジャングル大帝が初めてでした)。

 

声優さんにもビックリしました。あまり詳しいわけではないのですが、納谷悟朗さんが「ルパン三世」で銭形警部の声優だったのは知っています。

また天使のチンクの声は貴家(さすが)堂子さんですが、「サザエさん」ではふぐ田タラオの声で有名ですよね。「サザエさん」と言えば、サザエさんのお母さんのフネの声で有名な麻生美代子さんが、乳母の声で出演しています。

アニメがカラー放送を始めたころから活躍していると知って、あらためてスゴイと尊敬しました。

アニメ「リボンの騎士」のナレーションは、ナイロン卿の声もしている納谷悟朗さんです。

声にもビックリしましたが、内容にも驚きました。

今日のお話に入る前に、ちょっと思い出してみましょう。…省略…今日のお話が始まります。

ナレーションが、とっても丁寧なんです。この丁寧なナレーションを聞くと、真面目に見なきゃ…と思ってしまいました。

 

ジュラルミンの執拗な攻撃にはウンザリしますけど…。半世紀前に作られた「リボンの騎士」のサファイアの強さに、元気をもらったアニメでした。

アニメ「リボンの騎士」の動画を1話から最終回まで見た感想!　まとめ

アニメ「リボンの騎士」の動画を、1話から最終回まで見た感想を紹介しました。

原作は、手塚治虫さんの少女漫画だった「リボンの騎士」は、50年以上前のアニメです。

全52話と長いように感じますが、1話が25分なので見終わったら、あっという間に感じます(さすがに私は一気見はできませんでしたが)

ヒーローでありヒロインだった、サファイアを見ていると元気になれたアニメでしたよ。