ドラマ「スーツ」最終話・汚職検事と冤罪の犯人・新米女性検事は誰?

第1話から少しずつですが登場している甲斐の先輩、柳（やなぎ）検事。

甲斐が検事をしていたときにとてもお世話になった先輩検事です。

しかし、柳は不正をしている汚職検事として疑われ、甲斐に協力してくれるように何回も頼みます。

頼まれるたびに断る甲斐ですが、柳の不正の書類に13年前の世田谷女子高生殺人事件の書類が。

その事件は甲斐が担当したものでしたが、甲斐の知らない書類を見つけ

「この事件は冤罪がったのかも・・・」

と、甲斐は疑問に思い始めたのでした。

つまり13年前の冤罪で犯人を逮捕させたのは、柳検事ということになります。

そして冤罪の再審で敵対する女性検事。

このひと癖もふた癖もある柳検事、そして冤罪で13年もの間つかまっている犯人、栗林と女性検事。

この3人を演じた俳優さん達に今回は注目します。

不正を疑われ万事休す!汚職検事は國村隼

甲斐の先輩検事で、色々な闇を抱えていそうな役柄の俳優さん。

この俳優さんは國村隼・くにむらじゅんさん、といいます。

1955年11月16日に生まれ。現在は63歳。

コメディーからシリアスまで多才な才能で映画やドラマを彩ることができる俳優さんです。

難しい役柄も難なくこなす渋い俳優・國村隼

國村さんと言えば北野武監督の映画「アウトレイジ」が印象的でした。

ヤクザなのにちょっと可愛らしい役柄。

なのに怒ると冷徹極まりない表情で、場面に緊張感が生まれるのです。

そんな國村隼さんが、認められたのが2016年に公開された韓国映画。

この韓国映画「哭声～コクソン」で、韓国の村に現れた謎の日本人を國村さんは演じました。

この謎の日本人が来てから、韓国の小さい村で変死体がつぎつぎと発見されます。

その事件にその謎の日本人が関係しているのでは・・・と刑事たちは疑います。

この日本人がスクリーンに登場するたびに、その異様さが増すのがこの映画の見どころです。

國村隼さんのこの演技力があまりにも凄まじく、素晴らしい。

映画「哭声～コクソン」で國村隼さんは、2016年に第37回青龍映画賞を受賞。

役者としてさらに脚光を浴びています。

そして今回ドラマ「スーツ」でもキーマンを演じている國村隼さん。

1989年に発表された話題作「ブラックレイン」にもヤクザ役で、出演しています。

13年冤罪で捕まっていた犯人は誰?実は意外な経歴の俳優

ドラマ「スーツ」最終話、前編で世田谷区女子高生殺人事件の犯人が登場しました。

しかもその事件の真相は実はまだ謎のまま・・・。

犯人は捕まったものの、冤罪であった、と甲斐は気づいてしまうのです。

その犯人、栗林役は俳優・渕上泰史さんが演じます。

実はスポーツ選手だった!俳優・渕上泰史

難しい漢字ですが、栗林を演じる俳優さんは渕上泰史さん。

〈ふちかみ・やすし〉さん

と読みます。

渕上泰史さんは1984年4月30日生まれの34歳。

俳優になる前はガンバ大阪のユースチームに所属。

チームメイトには有名選手が多数いる、という渕上さんです。

本格的に役者として活動したのは2011年映画「軽蔑」に出演したとき。

その後芸能事務所アパッチに所属したが、その後はなかなか役に恵まれず苦労したそうです。

しかし2013年、爆発的人気となったドラマ「昼顔～平日午後3時の恋人たち」で、注目を浴びます。

渕上泰史さんが演じたのは、吉瀬美智子さんが演じる主婦の愛人役を演じます。

最初は遊びの恋愛関係のような役柄でしたが、主婦に別れを告げられ本気になってしまいます。

ついに主婦のストーカーになる・・・という愛人役でしたが、その一途な演技力が認められ、つぎつぎと話題作に出演。

身長は176cmで、高身長のモデルさんや女優さんとも並んだ時にしっくりとしています。

これからも注目される俳優さんです。