ドラマ「彼女たちの時代」の動画を第1話から最終回まで見た感想!泣きながら一気見したドラマ!

深津絵里さん主演の「彼女たちの時代」は、1999年7月期に放送されたドラマです。

実は私、第1回は見たのですが、途中で見るのを止めたドラマです。理由はつらすぎるからでした。

水野美紀さんと中山忍さんも出演していますが、みんな問題を抱えています。抱えている問題が、当時の私には厳しかったんです。

今回はドラマ「彼女たちの時代」のあらすじやキャスト、主題歌などを感想といっしょに紹介します。

ドラマ「彼女たちの時代」第1話あらすじ

羽村深美(深津絵里)は1973年生まれ。通販会社のクレーム対応をするオペレーターとして、毎日電話応対をしていた。

苦情や冷やかしの電話に、深美はふと考える。「私は子どものころ、どんな人になりたかったのだろう」そして「突然いなくなったら、誰が困るのだろう」

昼食時、同僚が仕事の終わった後、習い事をしていると聞く。そして後輩からもらった冊子を眺める。

お局と呼ばれている熊沢晴美(渡辺典子)は、深美に話しかける。昔はビルの屋上から叫んだこともあると話し、対応の仕方で上司に怒られた深美を慰めてくれる晴美。

そして、「もうじき結婚するの」とうれしそうに話す晴美。「かなり年下だけど」とほほ笑む晴美を温かい目で見つめる深美。

一方、佐伯啓介(椎名桔平)は、大手の建設会社のエリートだったのだが、関連会社に出向させられていた。これまでと異なる仕事に戸惑っていた。

しかし家庭のある圭介は、上司の片山茂男(平泉成)の嫌みにも耐えていた。

 

仕事帰り、深美は気になってカルチャースクールに入る。深美はゴスペル教室で、太田千津(水野美紀)と浅井次子(中山忍)と出会う。 頑張っているふたりの姿に刺激を受けるのだった。

次の日、出社する深美は晴子が逮捕されたと知る。晴子が、交際していた西田真也(鳥羽潤)を刺したというのだ。

警察署に行き、別れ話をした真也をとがめる深美。しかし真也は「つまんねえ人生だな」と言われ言い返せなかった。

 

その後、次子が電車で痴漢を捕まえるところに遭遇。そして、ファミレスの裏で皿を割っている千津を見かける。

一緒に飲みに行った深美と千津。ふたりは、自己紹介をしながら日々の悩みを話していた。

深美は、「このままではいけない」「生きがい、みたいなものが欲しい」と熱く語る。

そして深美と次子は、ビルの屋上に行く。身を乗り出す深美を心配する次子。

突然深美は、「私はここにいます」と大声で叫ぶ。初めは驚く次子だったが、何度も叫ぶ深美を見て一緒に叫ぶのだった。

叫んだところで何も解決しないことは分かっていた。だけど二人は叫び続けた。

ドラマ「彼女たちの時代」基本情報

出典：https://www.amazon.co.jp/

放送日：1999年7月7日～9月22日　水曜日22：00～
話数：全12話
脚本：岡田恵和
演出：武内秀樹･石坂理江子･澤田鎌作
プロジューサー：高井一郎

主題歌

NiNa　「Happy Tomorrow」　ソニーミュージックレコーズ

元JUDYANDMARYのボーカルYUKIさんが、参加しているNiNaの「Happy Tomorrow」が主題歌です。

当時はドラマが終わって曲が流れると、悲しさと余韻に浸っていました。今回も同じです。

JUDYANDMARY(ジュディアンドマリー略してジュディマリ)は、『そばかす』など多くのヒット曲を生み出したバンドでした。個人的には『Blue Tears』が好きです。

キャスト

深津絵里…羽村深美…通信販売会社でクレーム処理係のオペレーター。自分を何とかしたいと考える26歳。

水野美紀…太田千津…食品会社の正社員だがファミレスに出向し、仕事内容はバイトと変わらない。ゴスペルの学校で深美と次子と出会う26歳

中山忍…浅井次子…家庭環境から人に負けたくない思いが強い26歳。

椎名桔平…佐伯啓介…突然関連会社に出向させられ上司からは露骨な嫌みを言われる日々。深美の姉の夫。

加藤晴彦…米村美紀夫…千津の恋人で、ミュージシャンを目指している24歳。仕事をせず遊び歩く日々。

奥貫薫…佐伯直美…啓介の妻で深美の姉。

渡辺典子…熊沢春子…深美の先輩。

鳥羽潤…西田真也…19歳予備校生。

温水洋一…松下博文…深美の会社の上司。

平泉成…片山茂男…圭介の出向先の上司。

深美の家族…母羽村みどり(真屋順子)、父羽村亮介(山本圭)、妹羽村好美(赤坂七恵)

視聴率

	視聴率
第1話	12.8％
第2話	12.4％
第3話	10.9％
第4話	11.3％
第5話	11.9％
第6話	11.4％
第7話	10.3％
第8話	10.6％
第9話	10.2％
第10話	11.3％
第11話	12.4％
最終回	10.0％

ドラマ「彼女たちの時代」を見た感想

当時は最後まで見られなかった「彼女たちの時代」を、今回は最終回まで見ました。

第1話から泣いていましたが、第4話、第5話と進むにつれ大泣きしながら見たんです。また、エンディングで主題歌が流れると、ドラマの内容とセットで、また涙がこぼれました。

 

「彼女たちの時代」は1999年のドラマです。しかし「彼女たちの時代」の世界は、20年たっているとは感じませんでした。

第2話で、研修に参加した圭介と次子に、自分は最低な人間だと思う理由を話すという課題がでます。

なんで自分を最低だと思う必要があるんでしょう。そこから何が生まれるんでしょう。私は、あまいのかなぁ。また、涙が…。

主人公の羽村深美は1973年生まれの設定です。26歳の女性の生活を描いた「彼女たちの時代」は、共感できる部分の多いドラマでした。

実際ピンクレディーの『UFO』を踊っていましたし、モンチッチも持っていました。バブル時代にも乗り遅れた世代なので、なおさら共感できます。

第2話からの「彼女たちの時代」は?

第2話以降のあらすじを少しだけ紹介します。

事件を起こした熊沢晴美(渡辺典子)は退職して、深美(深津絵里)が仕事を引き継ぎます。

しかも晴美と真也の別れ話の場に同席する羽目になった深美。仕事でも大変な目に遭います。

ゴスペルの教室で知り合った深美と千津と次子の３人は、あることから仲良くなる。

千津の悩みは、彼氏美紀夫(加藤晴彦)のこと。ミュージシャンを目指すが才能はなかった。バイトも長続きしない。

次子は男と対等に仕事をしたいが、思うようにできなかった。人から助けられることに慣れていない次子に対して深美と次子は…。

一方佐伯圭介(椎名桔平)は、上司の片山茂男(平泉成)からいびられ続ける。

義妹の深美が圭介を見かけ近寄るが、圭介がつぶやいた言葉に驚く。そして、妻や家族の思いやりにも喜べない圭介は…。

ドラマ「彼女たちの時代」の動画を第1話から最終回まで見た感想!　まとめ

ドラマ「彼女たちの時代」の動画を見た感想を、あらすじキャストと一緒に紹介しました。

確認したところ「彼女たちの時代」は、VHSで発売されましたが、記事を書いている2019年9月まではDVD化はされていませんでした。

そんな「彼女たちの時代」は、動画配信サービス「FODプレミアム」で見られます。当時見ていた方も、当時はまだ生まれてなかった方も、26歳の3人のリアルな悩みに、答えが見つかるのか確かめてみませんか。