ドラマ「青と僕」第4話あらすじネタバレ犯人の正体！

とうとう第4話にして進展したドラマ「青と僕」のあらすじと感想。
犯人は意外な人物・・・？という始まりです！
ついに僕を殺人犯呼ばわりしていた犯人が明らかになります。
今回も見ごたえアリの第4話。
はたして犯人は誰だったのでしょうか！？

ドラマ「青と僕」第4話あらすじ

犯人は意外なヤツ！復讐の嫌がらせだった！

第4話はいきなり、不審者の男性が主人公の「僕」の部屋に現れ、僕に襲いかかるところから始まります。

「人殺し！」と連呼しながら、僕を縛り付ける不審者。

「俺が誰を殺したって言うんだよ！」

と、言わんばかりの僕の態度に、不審者は事の真相を話し出します。

そこに差し出されたのは、ある男性の画像。

そう、その画像の男性は第1話の通勤シーンで、僕が逮捕に協力して捕まえた「痴漢」だったのです。

不審者の男性は、その痴漢に疑われた男性に命を救われた過去があり、更正するために一緒に暮らしていました。

彼にとって大事な存在であった男性を、痴漢に間違えたとはいえ突き飛ばし、頭を強打させてしまった僕。

その痴漢に間違われた男性は、頭の強打が原因で、亡くなってしまったのです。

不審者の男は、その事を恨みに思い「僕」のことを調べ、嫌がらせをしていたのでした。

 

「アイツ」のメールはいったい誰から？僕が恨まれる理由

自殺した「アイツ」のフリをしたメールもお前か？と僕は尋ねますが、それは不審者の男の仕業ではないようでした。

「そうか。お前他の奴からも恨まれてるんだな？」
と、不審者の男はほくそえみます。

ツイッターなどで僕の心理を読みといていた彼は、僕の配慮の足りないコメントの数々にも怒り心頭していたようです。

「心のない奴は人の気持ちなんて考えてないから、誰からも恨まれるんだ！」と、不審者は僕を殴ります。

そこに現れたのは、なんと紺野。

不審者と取っ組み合い、警察を呼んでくれるのです。

「なんで俺の家にきたんだ？」

という僕の問いかけに

「どうしてもコレ渡したくて・・・」

と、答える紺野。

それは、アイツが最後の絵を描いた時に使った「青」の絵の具でした。

 

僕に「心」が芽生えたとき！本当の親友とは・・・

本当は自分が持っていたかったけど、僕が持っていた方がいい・・・とわざわざ持ってきてくれたのでした。

そして
「アイツの自殺の原因、俺も知りたいんだ」
という紺野。

紺野のためにもそうしよう、と心に決めた僕は、その意味も込めて
「ありがとう」
と紺野に言うのでした。

そして、場面はアイツの家へ。

アイツの母が、アイツの遺品を見ていました。

そこには、新たな黒でグチャグチャにされた油絵が・・・。

アイツの自殺の真相は、まだまだ謎に包まれるばかりなのです。

ドラマ「青と僕」キャスト

僕・・・井之脇海(いのわき・かい)
アイツ・・・寛一郎(かんいちろう)
紫織・・・池田エライザ(いけだ・えらいざ)
紺野・・・中島広稀(なかじま・ひろき)
アイツの母・・・霧島えりか(きりしま・えりか)

不審者・・・金子大地（かねこ・だいち）

ドラマ「青と僕」第4話の感想

あらすじでは、嫌がらせの犯人にフォーカスをあてましたが、実は地味にアイツと紫織の展開のシーンもありました。
このときのアイツを演じる寛一郎の演技が、憎かったです。
「紫織はこれからいっぱい色々な出会いをしな？」
と、もっといい人を探しなさい、というアイツ。
紫織を振ってしまうのです。
しかし紫織は女心か、振られたことに気づいてないんですね・・・。

「浮気しちゃおうかな」

なんて、意味不明な事を言ってしまうあたりが、紫織のアンバランスな乙女心1さまをあらわしていて、青の時代に住む住人たちの情緒不安定な部分がとてもよく表れています。

そしてデリケートなアイツも・・・絵描きをはじめ、アーティストはとても繊細で不器用なのですね。本当の自分の気持ちは素直に言えないのです。
酔いだくれたアイツを介抱するのに疲れた僕に、アイツは三下り半をつけられてしまいますし、僕とアイツ、紫織の三人の関係はシーソーゲームのようにまるで平衡がとれません。
「会う」や「話をする」という接点を持つ時点で、どちらかが好意があるわけなんですが、どうにも素直になれない登場人物たちです。
今回急に現れた不審者の彼は、終始そのことを言っていましたね。
「他人は背景じゃない、その人にも大切なものがあるんだ」
と。
その些細なサインに気づけなかった僕。
ですが今回不審者の彼や紺野と関わったことで、僕にすこし「変化」が起こったようです。
このときの「僕」を演じる井之脇海くんの演技も見事でした。
ロボットに熱い気持ちや心がかよったような「表情」をしていましたね。
これから僕は、誰かのサインに気付けるようになるでしょうか？

毎回22分間と、短いドラマの中にふんだんに散りばめられたそれぞれの心理描写がめまぐるしいドラマ「青と僕」。

さすが、話題ドラマ「僕のなかのマリ」の制作スタッフが作ったドラマですね!

今回の事件をきっかけに僕の心はどう変わっていくのか・・・。
第5話も楽しみですね！